本書は、人間の上位となる存在「ホモ・デウス」について議論されております。
上巻から、現在の状況を述べ、
人間の行動は、生化学的な振る舞いで決定されてしまうことが述べられております。
生化学的な振る舞いを、制御できれば喜怒哀楽、幸福などが手に入るだろうと
推測されます。
私自身は、うつ病で、セロトニンを増やす薬を飲んでいますが、
幸せが、自己負担額1日、60円で買えると思うと、安いです。
そう…
幸せは、60円で買える
これが、私が本書を通して気づいたことです。
脳の物質を操作すれば、幸せになります。
幸せは、脳で作り出されます。
その脳は、生化学的に活動しています。
幸せだと、感じることは、生化学的な振る舞いによって引き起こされた反応です。
幸せを感じるために生きるような気がしていたが、
生きる意味を考えると、もしかして…
生きることに意味はない。
たとえあったとしても、
脳の生化学的な振る舞いによって
そのように感じているだけである。
本書を読む前、読んだ後の人生の結論は変わりませんでした…。
「生きることに意味はない」という持論をより強化した感じがします…。
ご覧いただき誠にありがとうございました。
読んでいただいた皆様が、幸せになりますように…。
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