2019年2月28日木曜日

【感想】『パーソナリティ障害』を読んで

 後輩のすすめでこの本を手に取りました。自分が鬱病を患ったのはもしかしたら、パーソナリティによるものかもしれないと思い購入しました。
 内容は、10種類のパーソナリティ障害について解説されております。自分がパーソナリティ障害であるときにどのように対応していけばよいのかということも書かれております。また、パーソナリティ障害の方にどのように接していけばよいのかということも書かれております。また、付録に診断テストが掲載されており、自分のパーソナリティをチェックすることができます。
 この本を読んで思ったことは、パーソナリティ障害を抱えてもその障害に対する対応をとっていくことで、現在の状況を変えていけるということです。自分のペースで無理せず行動し続けていくことが重要だと思いました。

『パーソナリティ障害』のリンクは↓です。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0081BBEY6/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1

2019年2月23日土曜日

【感想】『絶望の隣は希望です!』を読んで

 著者は、アンパンマンの作者である、やなせたかし氏です。アニメのアンパンマンで流れるアンパンマンマーチの裏側には著者の壮絶な苦労が隠されています。生まれてからの生活や、日中戦争時代のお話、アンパンマンができるまでの仕事の様子などが描かれています。この本のメッセージは、絶望している人に対して、諦めず、一歩でも半歩でも歩みを進めることで絶望から抜け出せるということです。
 正直なところ、私の個人的な意見ですが、諦めることも時には必要だと思います。自殺に追い込まれる程の人に対して、「諦めるな」と言うことは、あまりにも酷なことではないかと思います。死にたいほどつらく、自殺したいと思って、逃げられる状況があるのであれば、諦めることも選択肢に入れても良いのではないかと思います。
 この本は、挫折した人に対しては、良い助言を与えるものだと思います。挫けて物事を諦めそう、しかし、自殺する程追い込まれていない人にとっては、「絶望の隣は希望です!」と言えるのではないかと思います。

『絶望の隣は希望です!』のリンクは↓です。
https://www.amazon.co.jp/%E7%B5%B6%E6%9C%9B%E3%81%AE%E9%9A%A3%E3%81%AF%E5%B8%8C%E6%9C%9B%E3%81%A7%E3%81%99%EF%BC%81-%E3%82%84%E3%81%AA%E3%81%9B-%E3%81%9F%E3%81%8B%E3%81%97/dp/4093881979

2019年2月16日土曜日

【感想】『民間防衛』を読んで

Youtubeを見ていて、KAZUYAさんが「今の日本にはこれが必要だ!」と紹介された本が『民間防衛』です。

この本は主に、スイス政府がスイス国民に対し敵国からの攻撃に対しどのように準備、対策、対応していくかということに関して書かれた本です。例えば、敵からの核攻撃や、新聞などのメディアによる隠れた洗脳工作に対してどのように対応していけばよいのかということが書かれております。
スイスの永世中立国のイメージが我が国では強いと思われますが、スイスは平和を維持するために危機管理を行っております。我が国は平和ボケとよく言われることが多いような気がしますが、『民間防衛』に書かれているように平和を維持するための準備を国民一人ひとりが意識する必要があると思いました。

『民間防衛』のリンクは↓です。
https://www.amazon.co.jp/%E6%B0%91%E9%96%93%E9%98%B2%E8%A1%9B%E3%83%BC%E3%81%82%E3%82%89%E3%82%86%E3%82%8B%E5%8D%B1%E9%99%BA%E3%81%8B%E3%82%89%E8%BA%AB%E3%82%92%E3%81%BE%E3%82%82%E3%82%8B-%E5%8E%9F%E6%9B%B8%E6%88%BF%E7%B7%A8%E9%9B%86%E9%83%A8/dp/4562036672

g++でスタックサイズの変更

C++での動的確保はやはり遅いですね。スタック領域をコンパイル側で増やすことで一気に必要なメモリ空間を確保しようと思います。静的確保を一気にやるということですね。

g++のオプションである、-Wl,--stack を用います。
やり方としては、

-Wl,--stack,スタックサイズ(Byte)

をオプションとして記述すればOKです。

<具体例>
-Wl,--stack,500485760

あまり、スタックサイズを大きくしすぎると、コンパイラ側からエラーが吐かれたりします。また、例え、コンパイルが成功しても実行されないということが起きます。環境を考慮してスタックサイズを指定するのが良いと思います。



変数のデータ型を変えることで高速化ができた

マンデルブロ集合の並列計算を行う際に、今まで、C++でlong double型を採用してきましたが、float型にしてみました。精度は落ちますが、long double型ほどの精度は必要とはしない計算なのでfloat型にしてみました。

実際に実行時間を計測した結果を紛失してしまったためここに記載することはできませんが、long double型からfloat型に変更した結果、約10倍早くなりました。

よって、実行時間が10分の1になりました。当初の最適化オプション無し、long double型でコンパイルした実行可能ファイルを用いて実行した結果より、最適化オプション有り、float型でコンパイルした実行可能ファイルを用いて実行した結果の方が、約20倍早くなるという結果でした。

ちなみに、float型をdouble型にしても、実行時間はあまり変わりませんでした。精度を良くしたいならば、double型を用いても良いと思います。

OpenMPについて

g++でマンデルブロ集合の並列計算にライブラリであるOpenMPを使用しているため、オプションに

-fopenmp

を付け足します。

このようにすることで、g++でOpenMPを利用できます。これができれば、並列計算が可能となり、フルコアでマルチスレッドプログラミングが可能となります。

g++の最適化オプションについて

マンデルブロ集合の計算を行う際に、最適化オプションについて調べてみました。今まで、最適化オプションを使用しておらず計算機実験を行っていました。
g++の最適化オプションは、

-O3

を使用しました。

実行結果は、最適化オプションである-O3は最適化オプションなしに比べて約倍ほど計算速度が早くなりました。

2019年2月15日金曜日

【感想】『発達障害』を読んで

鬱病を患ったことをきっかけに『発達障害』を読むことになりました。自分がなぜ鬱病になったのかということについて考えたときに自分はもしかしたら発達障害なのではないかと思いまして、この本を取りました。

この本の内容ですが、主にASD(自閉症スペクトラム障害)とADHD(注意欠如多動性障害)について書かれております。症例や診断基準が紹介されており、専門機関への橋渡しになる本だと思います。いくらかの実際の具体例が多い本です。軽度から重度までの具体例が紹介されており、また、有名人を引き合いに出し、発達障害かどうかということが検証されています。個人的に感じたのが、どのように障害を乗り越えるかということについてはあまり深く言及されていないと感じました。主に、専門外来を受診し、診断を受けることで投薬治療や支援機関でのデイケアについて紹介されておりました。この本は、主にASDやADHDがどのようなもので、どのような影響があるかということを知る上では良い本なのではないかと思いました。

『発達障害』のリンクは↓に貼っておきます。
https://www.amazon.co.jp/%E7%99%BA%E9%81%94%E9%9A%9C%E5%AE%B3-%E6%96%87%E6%98%A5%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E5%B2%A9%E6%B3%A2-%E6%98%8E/dp/4166611232/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1550240949&sr=8-1&keywords=%E7%99%BA%E9%81%94%E9%9A%9C%E5%AE%B3%E3%80%80%E5%B2%A9%E6%B3%A2%E6%98%8E