2022年3月2日水曜日

Windows10とUbuntu 20.04 LTSのデュアルブートの方法

 備忘録です。


[Windows側]


1.バックアップを取ります。


2.「ディスクの管理」を開き、Ubuntuのためのパーティションを作成します。


  このとき、既存のWindowsのパーティションを選択して、右クリックします。


  「ボリュームの縮小」を選択して、Windowsのパーティション領域を縮小します。


  パーティション領域が空きますので、そこがUbuntuのパーティションです。


  FAT32やNTFSなどのファイルシステムにフォーマットはしないでください。


  なにもフォーマットされていない状態のままであることを確認します。


3.Windowsの起動ディスクを作成してください。


[Ubuntuのインストール]


 3.UbuntuのISOをDVDやUSBに書き込みます。


4.USB、または、DVDからブートして画面にしたがってインストールします。2で作成したパーティションが選択されていることを確認してからインストールします。


<<  次の5に作業に移ってください。万が一うまくいかなかった場合は、ネットで「ubuntu Boot Repair」と検索してください。ブートローダを修復するソフト「Boot Repair」を実行します。ここでは、その方法は示しません。「Boot Repair」を実行したあとは、5から作業を進めてください。 >>




[Windows側]


5.3で作成したWindowsの起動ディスクからPCを起動してください。


6.「トラブルシューティング」→「コマンドプロンプト」を選択して、コマンドプロンプトを起動します。


7.下記の順で各コマンドを実行します。(各行でEnterを押下して、コマンドを実行してください) diskpartコマンドを実行したあとは、「help」と入力すると、各コマンドの説明が表示されます。




diskpart


select disk 0


list vol


sel vol 〇〇(〇〇は、ボリュームの番号を指定します。)


assign letter =x:(「x」は、任意のドライブレターを指定してください。一文字のアルファベットを指定します)


exit


cd /d x:\EFI


dir




ここで、ディレクトリ「ubuntu」があることを確認します。


下記のコマンドを実行します。




cd ubuntu


dir




ここで、EFIファイル「grubx64.efi」があることを確認します。


以下のコマンドを実行します。




bcdedit /set {bootmgr} path \EFI\ubuntu\grubx64.efi




正常に実行されたら、PCを再起動します。


GRUBブートローダのOS選択画面が表示されたら完了です。




うまく行かない場合は、コマンド「bcdedit」, 「diskpart」を検索したほうが良いかもしれません。

0 件のコメント:

コメントを投稿